VISUAL ARTIST
AntennaANTENNA
2002年結成、京都を拠点に活動するアーティストグループ。日本の歴史と文化より着想し、多様なメディアを用いて創作活動を行う。コアメンバーの市村恵介と田中英行、他に絵師:小鐵裕子、塗師:川崎亮らによって構成される。「Antennaは、日本人にとって"普通"とされてしまっている物事こそ大切で目を向けるべき対象だと考え、そこに内在する真理とは、価値とは、人の幸せとは何なのか、アートを通じて問いかけたいと考えています」。主なグループ展に「六本木アートナイト」(2012、ミッドタウン[東京])、「Invisibleness is Visibleness」(2011、Museum of Contemporary Art Taipei[台湾・タイペイ])、「VIDEONALE 11」(2007、Kunstmuseum Bonn[ドイツ・ボン])がある。
Antenna「六本木伝承-Legend of Roppongi-」2012 Sound"AWAYA" 六本木アートナイト
石田 尚志ISHIDA Takashi
1972年東京都生まれ。画家/映像作家。音楽の厳密な視覚化を試みた抽象映画「フーガの技法」(愛知芸術文化センターオリジナル映像作品)や、巻物状の絵画とその絵画の生成映像を組み合わせたインスタレーション「海坂の絵巻」、有機的な線描による壁画アニメーションやライブ・ドローイング、他分野の表現者とのライブセッションなど、領域を自在に横断しながら表現活動を展開している。2007年 五島記念文化賞美術新人賞受賞。多摩美術大学准教授。主な個展に「MOTコレクション展:特集展示|石田尚志」(2011、東京都現代美術館)、グループ展に「アーティスト・ファイル2010 - 現代の作家たち」(2010、国立新美術館[東京])がある。
石田 尚志 「海の壁」 2007 豊田市美術館での展示風景 伊瀬 聖子ISE Shoko
写真家、映像作家。「時間」を感じさせる、美しく切ない日常の風景や事象を切り取る作品をアートスペースや美術館で発表する一方、音楽とのコラボレーションに定評があり、高橋幸宏、NineHorses、speedometer.、イルリメ、andropらのミュージックビデオを制作。また、Yellow Magic OrchestraやSteve Jansenなどのコンサートでのステージの映像演出を手がけている。主なグループ展に「スティル・アライブ」(2007、東京写真美術館)、これまでに手掛けたコンサートでのステージの映像演出・制作として「Yellow Magic Orchestra」コンサート(2008、ロンドン/スペイン・ヒホン)、ミュージックビデオとしてandrop「Puppet」(2011) がある。
Steve Jansen 「Slope LIVE」 2008photo by SUZUKI Chikashi
OtographOTOGRAPH
2004年より井浦崇と大島幸代で作品発表を始める。涼音堂茶舗より1stアルバム『from shine』、2005年に2ndアルバム 『SOUNDS IN MOTION』を日英仏同時リリース。2007年12月PLAYSTATION Networkで配信開始されたPlayStation3用パズルシミュレーション「PixelJunk Monsters」シリーズのBGM・SE制作など。また、インスタレーション作品の制作を行っている。主な個展に「mirror(45.33.28 148.45.14 /20.25.31 136.04.11 /24.26.58 122.56.01 /24.16.59 153.59.11)」(2011、ギャラリーwks[大阪])、webコンテンツ音楽制作の実績として「日産 Zero Emission The Planet Zero」(2011、http://the-planet-zero.com/)がある。
井浦 崇/大島 幸代 「mirror(45.33.28 148.45.14 /20.25.31 136.04.11 /24.26.58 122.56.01 /24.16.59 153.59.11)」2011 京都芸術センター(京都) photo by KORODA Takeru
かなもり ゆうこKANAMORI Yuko
美術作家。1968年神戸市生まれ。京都在住。映像インスタレーションを中心に発表活動をし、パフォーマンスやカフェなどいろいろな形のプレゼンテーションも行っている。出演者と共有するプロセスを大切にした映像やパフォーマンスを制作し、場へアプローチしながら時空間を作る。主な個展に「Memoriae―メモリエ」(2012、Gallery Hosokawa[大阪])、「物語—トショモノ」(2010、Gallery Hosokawa[大阪])、近作のパフォーマンスの構成・演出として「失われた島への到着の仕方」(2012、出演:納谷衣美、 Gallery Hosokawa[大阪])がある。
かなもり ゆうこ 「物語―トショモノ」 2010映像インスタレーション Gallery Hosokawa(大阪)
photo by KITAOKA Shinya
小山 泰介KOYAMA Taisuke
1978年東京生まれ。刻々と変化していく都市を生物や自然と同じような有機体としてとらえ、都市の新陳代謝のような人工物の表面や現象の細部を撮影し、有機的で抽象度の高い作品を制作している。主な個展に「NONAGON PHOTON」(2012、G/P gallery[東京])、グループ展に「第15回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」(2012、国立新美術館[東京])、「PICTURES」(2011、Diptrics[東京])、写真集に『Melting Rainbows』(2010、taisuke koyama projects)、『entropix』(2008、abp)がある。2009年オランダの現代写真雑誌『Foam magazine』新人特集号に選抜。第15回文化庁メディア芸術祭[審査委員会推薦作品]受賞。
小山 泰介「Melting Rainbows」 2011 グループ展“PICTURES”Diptrics(東京) ©Taisuke Koyama
田村 友一郎TAMURA Yuichiro
1977年富山県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。 東京藝術大学大学院映像研究科修了。現在は、同研究科後期博士課程に在籍。2011年GoogleStreetViewのイメージだけで作ったロードムービー《NIGHTLESS》にて、 平成22年度文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞。恵比寿映像祭、オーバーハウゼン国際映画祭、広島市現代美術館ほかにて上映。作品は、写真、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる。主な上映に「オーバーハウゼン国際短編映画祭」(2011)、パフォーマンスに「七つの丘の出来事」(2012、東京都立現代美術館)、展示に「アニュアル展」(2012、東京都立現代美術館)がある。
田村 友一郎「NIGHTLESS」2011辻 直之TSUJI Naoyuki
1972年静岡県静岡市生まれ。マンガ家を志し、「キン肉マン」の作者ゆでたまごのアシスタントに成る可く集英社を訪れるも、編集者の方に見せて頂いた原稿の迫力に恐れ入り諦める。以後自分の作品を作る方向に向かう。1995年東京造形大学美術Ⅱ類卒業。 3分から20分弱の木炭画のアニメーションフィルムを制作。ほかにチラシのデザインや、イラスト制作など。アーツカレッジヨコハマ非常勤講師。主な個展上映に「辻直之アニメ上映」(2011、“自在”関内オフィス[横浜])、グループ展に「行列から放れて」(2011、ギャラリー砂翁[東京])、「ミミオ図書館 in 石巻市図書館」(2011、石巻市図書館)がある。
辻 直之「風の精」スチルショット スチル撮影:辻 直之土屋 貴史TSUCHIYA Takafumi
スクリーン、モニター、ディスプレイ等のアウトプットをベースに活動する映像作家、ディレクター、アニメーター、デザイナー。世界中のコラボレーターと共に、様々なクライアントークを手がける傍ら、即興によるライブビジュアルの提供やA/Vライブなども精力的に行う。その作品は常に複数の領域を越境した表現に焦点を当てており、主に海外を中心に、これまで数十ヶ国のアートフェスティバルや、ギャラリー、アーティスト、サイトから高い評価を受けている。主な上映に「NOVA」(2010、サンパウロ)、「onedotzero」(2010、ロンドン)、ライブに「Nuit sonore」(2011、リヨン)がある。
©土屋 貴史/AU (ハイビジョンビデオ)トーチカTOCHKA
ナガタタケシとモンノカヅエによる1998年より活動を始めたクリエイティブユニット。共に1978年生まれ。様々な手法を用い、商業フィルム、現代美術など、業種の垣根を超えて活動を行う。どのような制作においても「実験的精神」を掲げ、試行錯誤の中から、ハッピーアクシデント(偶発的な幸運な出来事)を誘う。オタワアニメーション映画祭特別賞受賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞、仏クレルモンフェラン短編映画祭グランプリ受賞、仏アヌシー国際アニメーション映画祭ノミネートなど、世界中で高い評価を受ける。主な個展に「ラク描キセヨ!~クリエイティヴユニット トーチカの軌跡~」(2012、川崎市市民ミュージアム[神奈川])がある。
トーチカ 「PiKAPiKA 2007」 2007 短編アニメーション©TOCHKA
林 勇気HAYASHI Yuki
1976年京都生まれ。京都を拠点に活動する映像作家。1997年より映像作品の制作を始め、国内外の美術展や映画祭に出品。自身で撮影した膨大な量の写真を、コンピュータに取り込み、切り抜き重ね合わせることでアニメーションを作る。その制作のプロセスと映像イメージは、インターネットやテレビゲームを介しておこなわれる現代的なコミュニケーションのあり方を想起させる。現在宝塚大学造形芸術学部メディア・デザイン学科准教授。主な個展に「あること being/something」(2011、兵庫県立美術館[兵庫])、主なグループ展に「HUMAN-FRAMES」(2011、Kunst im Tunnel[ドイツ/シンガポール 他])、「トランスメディアーレ」 (2007、ドイツ)がある。
林 勇気「the world and fragments of the world」2010HD video music by HARA Marihiko
平川 祐樹HIRAKAWA Youki
1983年名古屋市生まれ。映像作家。2008年名古屋学芸大学大学院メディア造形研究科修了。2011年よりAkademie Schloss Solitude招聘作家としてドイツにて滞在制作中。ある場所やモノが持つ固有の時間軸を捉え、可視化する事を試みている。主な個展に「微かな予兆」(2011、Standing Pine-cube[愛知])、上映に「European Media Art Festival」(2011、Filmtheater Hasetor[ドイツ])、「Busan Video Art Festival」(2011、Space Bandee[韓国])がある。
平川 祐樹「Vanished Tree」 2012 Lamda Print組み写真の一部
松本 力MATSUMOTO Chikara
ドローイングに透過光を加えたビデオ撮影のアニメーションで、絵による映像表現を目指す。異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多く、特に音楽家「オルガノラウンジ」や「VOQ」の本多裕史のライヴに参加し、映像と音楽の音像による空間表現を行う。また、手製映像装置「絵巻物マシーン」シリーズを用いたワークショップを商店街や病院、学校などで積極的に実施している。主な個展に「終わりを照らすもの 1」(2010、Take Ninagawa[東京])、グループ展に「第3回恵比須映像祭 デイドリーム ビリーバー!!」(2011、東京都写真美術館)、「あざみ野コンテンポラリーvol.1 イメージの手ざわり展」(2011、横浜市民ギャラリーあざみ野[神奈川])がある。
松本 力 「終わりを照らすもの 1」 2010 インスタレーションTake Ninagawa(東京) photo by OKANO Kei
水野 勝規MIZUNO Katsunori
1982年三重県生まれ。身近な場所や広大な自然など実在する風景へ自らが赴き、固定アングルでビデオに収め、そこから作品イメージを構築して、作品を制作している。
近年は絵画や水墨などからイメージした作品を手掛ける。主な個展に愛知県美術館テーマ展「水野勝規|ライトスケープ」(2011、愛知県美術館、展示室6[愛知])、グループ展に「panorama-すべてを見ながら、見えていない私たちへ-」(2010、京都芸術センター[京都])、上映に「イメージフォーラム・フェスティバル2011 ニューフィルム・ジャパン部門」(2011、東京 他4都市を巡回)がある。
水野 勝規「graphite」2010 Blu-ray、モノクロ、サイレント宮永 亮MIYANAGA Akira
京都を拠点に映像作品、インスタレーションを発表するアーティスト。平成23年度京都市芸術文化特別奨励者。ビデオカメラでとらえられた実写映像の断片を素材とし、それらの間にあるイメージの関連性を探りながらミックス、加工を繰り返すという手法を取っている。作品制作のみならず、VJパフォーマンス等を通じて多面的に映像メディアの可能性を探る試みも行っている。主な個展に「scales」(2011、児玉画廊[京都])、「成層圏 vol.5 宮永亮」(2011、gallery αM[東京])、グループ展に「Invisibleness is Visibleness」(2011、Museum of Contemporary Art Taipei[台湾・タイペイ])がある。
宮永 亮 「arc」 2011 Video Artwork HD video村川 拓也MURAKAWA Takuya
1982年滋賀県生まれ。2005年京都造形芸術大学卒業。2005年地点(演出:三浦基)に演出助手として所属。2009年演出家としての活動を開始するため地点から独立。社会や人間の抱える「矛盾」に執心し、そこに何らかの解決を求めるのではなく、ただただ受け止め続ける訳でもなく、別の身の処し方を知見できるような作品を実験的に制作する。舞台芸術外の分野においても活動の幅を広げる。2005年ドキュメンタリー映画「迷と惑」にて京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科奨励賞受賞、台湾・Wushantouドキュメンタリーフェスティバルに正式招待される。主な演出作品にフェスティバル/トーキョー2011 公募プログラム参加作品「ツァイトゲーバー」(2011、池袋シアターグリーン[東京])がある。
村川 拓也 ドキュメンタリー映画「沖へ」2012年1月取材時撮影写真
八木 良太YAGI Lyota
1980年愛媛県生まれ。03年京都造形芸術大学空間演出デザイン学科卒業。2010年にAsian Cultural Councilの助成によりニューヨーク滞在。「そこに存在しながら意識されないもの/識別不可能なもの」をテーマに身近な素材を使い、それぞれの慣用的な機能を読み替え、再編集してもうひとつの意味を浮かび上がらせる。主な個展に「高次からの眺め」(2011、無人島プロダクション[東京])、グループ展に「ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR」(2011、横浜美術館[神奈川])、「MOT アニュアル 2011 ―世界の深さのはかり方」(2011、東京都現代美術館)がある。
八木 良太 「Ringwanderung」山口 崇司YAMAGUCHI Takashi
1976年京都生まれ。映像作家・アーティスト。プログラミングを絡めた映像、メディアアート、MV、ライブ映像制作等を行い、SIGGRAPH、Ars Electronica他での受賞など、国内外で評価を得る。2006年よりツインドラム+インタラクティブ映像の変則トリオ「d.v.d」を始動。以降、新ユニット「やくしまるえつことd.v.d」や「DE DE MOUSE+Takashi Yamaguchi」などで活動中。主な受賞に「Prix Ars Electronica 08 Digital Musics部門 Honorary Mention」入選(2008)、「六本木クロッシング2007:未来への脈動展 アニエスベーセレクション」入選(2007、森美術館[東京])、「SIGGRAPH 2001 Electronic Theater」入選(2001)など。
DE DE MOUSE+Takashi Yamaguchiphoto by YAMAMOTO Takumi
SOUND ARTIST / MUSICIAN
PsysExPSYSEX
2004年SKETCH SHOW京都公演時の共演をきっかけに細野晴臣氏の目に止まりdaisyworld discs(avex)からメジャーデビュー。その後もインディーズレーベルから国内外問わず作品リリースを続けたり、積極的なライブ活動を経て、高い評価を得ている電子音楽家。主宰している電子音響実験音楽レーベルshrine.jpでは、月刊リリースすることでコンスタント化を徹底。既存の音楽CDの可能性に挑戦している。また、関西を代表する電子音楽パーティpodを主催する。主なリリースに「Polyrhythm_system Exclusive Message」(1st Album、2002、涼音堂茶舗)、「Polyrhythm_system Exclusive Message iii」(2nd Album、2005、daisyworld discs)がある。
PsysEx×宮永 亮 「&ART EVENT vol.1」 ライブ風景2010 UrBANGUILD photo by INOUE Yoshikazu
シグナレスSIGNALESS
シンガー・ソング・ライター「ゆーきゃん」と、エレクトロ・ダブ・ユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」のリーダーである鍵盤ハーモニカ奏者/トラックメイカーの池永正二を中心としたプロジェクト。それぞれのバックボーンであるUSインディ・フォークとダブはもちろん、ジャーマンロック、ニューウェーヴ、ハウス、シューゲイズそしてチルウェイヴといった多様な音楽フォーマットを融合しながら、日本語詩にこだわった真のサイケデリック・ポップを生み出すべく精進中。主なリリースに「NO SIGNAL」(2011、Album、felicity)がある。また映画「ユリ子のアロマ」(2010、吉田浩太監督)のエンディングテーマに「星の唄」が起用された。
photo by AKASE YukiMerzbowMERZBOW
秋田昌美によるヴィーガン・ストレイト・エッジ・ノイズ・プロジェクト。 1980年頃より音楽創作活動を開始。「ノイズ・ミュージック」の代表的アーティストの一人としての国際的評価を得ている。近年は「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践、その思想を作品に反映させている。2005年には著書「わたしの菜食生活」(太田出版)を発表、家畜制度全廃を唱えた。「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」「戦争における動物使用反対」「原発反対」等をテーマに作品を制作している。最近の活動としてサウンドインスタレーション「Samidara at ohrenhoch」(2012、ドイツ・ベルリン)、リリースとして「Lop Lop」(2011、CD、Rustblade[イタリア])がある。
Live at Republic, Salzburg, Austria, 21 March 2009 photo by Wolfgang Lienbacher
